祝儀袋の表書きの書き方

表書きは何の目的で差し上げるのかを具体的に書きましょう。
 
・ 結婚・・・・「寿」「御結婚御祝」「祝御結婚」
・ 出産・・・・「御出産御祝」「御初着」
・ 賀寿・・・・「寿」「還暦御祝」「祝米寿」
・ 受章・・・・「菊花章受章御祝」「祝旭日章」
 
*贈る側の名前は中央下に毛筆・筆ペン・黒のサインペンでフルネームを書きましょう。
*連名の場合は右側から年齢や地位の高い順に書きます。
 連名は3名くらいまでとし、グループで贈る際には「○○一同」などと書き、
 半紙などに全員の名前を書いて中包みに入れましょう。
 
 連名の場合に先方の名前を書く際は左側から上位者の名前を書きます。
 
<外包みの折り方>
慶事は幸せを受け止められるように裏の重なりを上向きにします。
差し上げる目的を明確にし、気持ちを込めて差し上げたいですね。
 

水引について

水引には「超結び」と「結びきり(あわび結び)」があります。
 
(1)蝶結びについて
蝶結びは水引の端を引っ張ると「ほどける」為何度あってもいいお祝いに使います。
(例)出産・入学・昇進・新築・長寿・受賞など

また輪が二つあるので「重なる」と言って弔事、病気見舞いには使用できません。
結婚でも「ほどける」「重なる」ことは縁起が悪い為使用しません。
 
 
 
(2)結びきり(あわび結び)について
結びきりは水引の端をを引っ張ると「強く結ばれる」といわれることから結婚に
使われます。
 
(3)水引の色について
慶事では紅白・金銀が使用され、弔事では黒白・黄白・銀が使用されます。
慶事・弔事共に濃い色が右薄い色が左になるように結ばれています。

 

 

 

お年玉のマナー

お年玉にもマナーがあるというのをご存じでしたか?

まず、お年玉は新札で渡すのがマナーです。
新年のお祝い事として、また事前に渡すことが分かっているので、
ご祝儀同様、新札を用意して置くと良いでしょう。

渡す際はもちろん裸で渡すのではなく、ポチ袋に入れて渡します。

ポチ袋がない場合は、白い紙やティッシュに包んで渡しましょう。

ポチ袋にお札を入れるときは、肖像のある面が内側になるよう
左、右の順に三つ折りにします。

 

お年玉を楽しみにしているお子様の笑顔を想像しながら準備したいものです。

 

お祝い事の金額について

お祝い事の金額についてご紹介いたします。

 

本来結婚のお祝いは、披露宴より前に品物を送るのがマナーでした。
現在は、お祝い金として現金で送るのが一般的となっています。

 

金額の相場は、以下の金額が一般的と言われています。

 友人や会社の同僚で2~3万円

 会社の上司や部下は3万円

 兄弟では5万円

 親類で3万円~

 

上記はあくまでも目安なので、金額は新郎新婦との間柄を考慮して決めればよいでしょう。
ただし、4や9の縁起の悪い数字は避けましょう。

お札は新札を用意し、紅白又は金銀の結びきりのお祝儀袋に入れて準備します。

表書きは「寿」、「御祝」と記入します。

当日は、ふくさや風呂敷につつんで持参しましょう。
祝儀袋のまま持っていくのはマナー違反です。