キリスト教式の礼拝マナー

キリスト教式の拝礼は献花を行います。
献花とは白いカーネーションや菊の生花を捧げることです。

献花のマナーは以下の通りです。

 1:花が右、茎が左に向くように向け、遺影に一礼する

 2:花を胸元に捧げ、献花台の前まで進み、一礼する

 3:花が手前にくるように向きを変え、献花台に置く

 4:遺影に一礼してから黙祷をする

 

また宗派にもよりますが、基本的には十字架をきる必要はありません。
最近ではキリスト教式でも焼香を焼香を行うこともあるようです。

 

お香典袋の表書きの書き方

・仏式・・・・御香典、御香料、御仏前
・神式・・・・御玉串料、御榊料、御神前
・キリスト教式・・・・御花料、御ミサ料
相手の宗派が分からないときは各宗派共通の「御霊前」と書きましょう。
 
*表書きは薄墨で書き、名前はフルネームで書きましょう。
*連名の場合は右側から年齢や地位の高い順に書きます。連名は3名くらいまでとし、
 グループで贈る際には「○○一同」などと書き、
 半紙などに全員の名前を書いて中包みに入れましょう。
*水引は白黒または銀色のものを使います。
 結び方はこれっきり、二度とあってほしくないという意味で「結びきり」を使用してください。
 
<外包みの折り方>
弔事は、悲しみが再び無いように上側の折り返しを上に重ねます。
 

災害お見舞のマナーについて

親戚や知人、取引先の会社が地震や台風、火災や水害などで大きな被害を受けたと知ったら、
すぐにでも駆けつけて、安否の確認などをしたいものです。

しかし、災害直後の現場はとても混乱しており、すぐに駆けつけることが
逆に迷惑なってしまうこともあります。

そのような時は、お見舞い状と一緒に現金や商品券を添えて送ると良いでしょう。

 

災害お見舞いの相場は、お相手とのお付き合いの程度や被害の規模も考慮する必要がありますが、
親や兄弟であれば、5万円~10万円を目安にするのが一般的です。

ただし、準備できる範囲で構いませんし、現地に行けるようになってからお手伝いに行くというのも
大変喜ばれます。

 

災害お見舞いを送る時期ですが、災害発生直後にできるだけすぐ贈るのがマナーです。

しかし、状況によっては災害発生直後では受け入れ態勢が整っておらず、
逆に負担になってしまう可能性もあるので、
少し時間をおいて落ち着いた頃に送っても失礼にはあたりません。

 

災害お見舞いで送る品については、現金や商品券にお見舞い状を添えて送るのが良いでしょう。
もちろん、お相手が必要としているものがあればその品を送ると大変喜ばれるでしょう。

 

災害直後は、一刻も早く駆けつけ安否の確認や片づけなどのお手伝いに行きたいものですが、
現地やお相手の状況を十分に確認・配慮しなければなりません。
まずは、メールや電話などで状況を確認するのがマナーです。